2024年4月1日更新
2024年1月1日更新
2024年1月より、宇宙航空研究開発機構(JAXA)からサイテックに転職し、施設管理部長付として着任しました施勤忠です。
私は、中国上海で生まれ育ち、上海交通大学機械科大学院を修了した後に東京工業大学大学院機械科学研究科に入学し、振動専門知識をより深く学びました。その後は同大学助手を勤めながら工学博士号を取得しました。
2000年、東京工業大学よりJAXAに転職して振動、音響および衝撃の環境に対して衛星の耐環境性検証技術である解析 、試験実証方法に関する研究 、試験設備の更新改修、維持管理を実施してきました。日々の研究成果を学術誌に投稿するとともにJAXA試験標準への反映に取り込むJAXA環境試験技術の集大成である6巻の環境試験ハンドブックを審査委員会主査としてまとめ、これらをJAXAの設計規格に制定した経験があります。
私は、33年間、多くの地震がある関東圏で暮らしており、東日本大震災の時は、筑波宇宙センターにおりましたが、執務室の机やコピー機、本棚等がすべて倒れ、避難場に行く途中にはまるで悪魔に襲われた後の廃虚のような光景が目に映りました。地震の威厳さが心に深く刻まれました。その時、私たちは重力に逆らい宇宙へ衛星を送ることは、人類の文明が進むに従って自然現象を征服する野心であり、地震の猛威に対して何かできないかと考えたことがありました。
この度、日本の誇りである世界最大級の実大三次元震動破壊実験施設(E-Defense)を維持管理、運用する企業に転職し、宇宙機の振動試験などで培った知見を生かし日本社会の地震災害にレジリエンス性向上研究を支援する新たな分野であり、挑戦でもあります。関係者の皆様、今後ともご指導よろしくお願いいたします。
(記:施)
2023年11月16日更新
E-ディフェンスの長年にわたる安全運行や、事業推進に貢献し、防災科研(60周年)から感謝状を授与いただきました。
2023年9月1日更新
2022年10月1日に入社し、施設管理部 機械・電機グループに配属されました梅津克哉と申します。
阪神・淡路大震災が起きた当時、私は3歳でした。当時の記憶は朧気ですが、私の住んでいた丹波市でも震度5を観測しており家が大きく揺れて恐怖を感じていた記憶があります。
その後、学校の授業やニュース特集などで家屋や高速道路の崩壊などを知り被害の大きさ、人々の悲しみを学びました。
そういった教訓を活かすためにE-Defenseが設立され、弊社は当施設の維持管理業務を行っております。
これまで多くの実験を重ねられて現在の耐震技術が生み出されており、地震大国である日本にとって重要な施設であるE-Defenseでの維持管理業務に携われることで社会に貢献できることに喜びを感じます。
まだまだ至らない点がたくさんありますのでE-Defenseでの維持管理業務を通して知識を増やし、技術を磨き耐震技術の発展に貢献できるように精進してまいります。
宜しくお願い致します。
冒頭でお話ししましたが、私の出身地は兵庫県の中腹に位置する丹波市です。黒豆が名産の自然豊かな地域で市内を流れる加古川ではティタノサウルスという恐竜の化石が発掘されました。化石の発掘体験ができる場所や春には綺麗な桜並木が見られる場所もありますのでお立ち寄りの際は是非自然を満喫していただければと思います。
(記:梅津)
令和4年10月1日付けで入社致しました、大熊と申します。宜しくお願い致します。
弊社はギネス記録も保持している世界最大の実験施設である実大三次元震動破壊実験施設、「E-Defense」の維持管理業務を担っております。
私は施設管理部の機械・電気グループの一員として、施設内機器の維持管理業務及び運転時の監視業務を主として、日々業務に従事させて頂いております。
出身は兵庫県神戸市西区になります。E-Defense設立のきっかけとなった、阪神淡路大震災が不幸にも発生したころ、私は3歳でした。郊外ではありましたが、あの時の揺れや街並みが変化している様を朧気に記憶しています。
日本という国は地震国であります。地震災害は切っても切り離せない重要事項である事から、E-Defenseの役割は大いに社会に貢献するものだと確信しております。
その為、弊社の一員として実大三次元震動破壊実験施設の維持管理に携われると言う事は、非常にやりがいを感じ、又感銘を受けております。
まだまだ至らない点ばかりですが、何事にも向上心を持ち、技術・技能・知識に磨きを掛けていきたいと思います。
最後に地震或いは数多の災害で被災された方々へご冥福をお祈り申し上げますことに加え、より良い社会を構築していけるよう日々精進していきたいと思います。
(記:大熊)
令和4年10月3日に入社し、施設管理部に配属されました角中舞衣です。
どうぞよろしくお願いいたします。
現在は、制御・計測グループにて制御装置の操作、および維持管理業務のOJT教育を受けており、また庶務業務も兼任させていただいております。
早いものであと3ヶ月で入社1年となりますが、日々勉強の毎日を過ごしております。
私の話になりますが出身は奈良県奈良市ですが8歳の時に引越を経て、現在も弊社とE-Defenseとほど近い兵庫県三木市で生活をしております。
車がないと何かと不便なところもありますが、その反面のどかで自然がたくさんあり住みやすい街だと数年生活して感じております。
また、商店街等においしい飲食店も多数ありますので来社された際は是非お立ち寄りください。
E-Defenseに関しましては、小学生の時に見学で来た事がありどのような施設であるかは知っておりました。
見学終了時に「地震などの天災は恐ろしいものだが、無くすことはできない。もしもの際に予防や対策をしなければ!」と思ったことを今でも覚えています。
幼少期感じたことを忘れずに今後も、≪巨大地震の被害を最小限に抑えるべく、実験や研究に取り組んでいる施設≫での業務にやりがい・誇りを感じ日々業務に取り組んでいきたいと考えております。
(記:角中)
2021年6月1日更新
令和3年4月12日付で入社し、施設管理部に配属されました宮武利樹です。
入社以降、機械・電気グループで熱いOJT教育を受けているところです。
出身地はうどん県こと、香川県です。讃岐うどんで有名な香川ですが、実は骨付鳥もご当地グルメとして推されています。骨付鳥といえば、柔らかくジューシーなひな鳥が一般的ですが、私のお勧めは硬く弾力のある親鳥です。塩辛いスパイスとニンニクのきいた油をヒタヒタにまとわせて食べる、噛めば噛むほど味が染み出てくるコシのある親鳥は大人子供問わず人気があります。そして骨付鳥を食べた後の、鶏の旨みが染み出した油にお握りを浸して食べるのが香川流です。お口が幸せになることを間違いなしです。機会がありましたら、ぜひご賞味下さい。
さて、私の最も鮮烈に記憶に残っている震災は東日本大震災になります。当時、地震と津波で全壊した自宅を呆然と見つめる人々の姿が毎日のように報道されていました。被災者の方々の無念や不安に押しつぶされそうな表情は今でも覚えています。E-ディフェンスでは、大地震から如何に被害軽減するかの研究が行われています。この施設に勤務することによって、将来1人でも多くの方の生活を守るお手伝いができればと考えております。4月に入社してからまだ日も浅く至らぬ点も多くありますが、どんなトラブルにも揺るがない「コシのある技術者」を目指して日々精進いたします。どうぞよろしくお願いします。
(記:宮武)
昨年10月に経営企画部に異動で参りました佐野泰親(ヤスチカ)です。
生まれも育ちも神戸です。神戸といえば海と山、ここで育った私はマウンテンバイクにフィッシング、六甲山へ彼女とドライブ、などなど遊ぶことがいくらでもありました。
幼い頃から始めたフィッシングは今でも三度の飯より好きで、大物は捌き盛り付け、自画自賛しております。今週末も明石海峡大橋の橋脚辺りにいるかもしれません。
さて、今から26年程前の冬、何か爆弾のようなものが実家に直撃したような激しい震動を感じました。阪神淡路大震災です。身体がはじかれながら傾き、屋根が割れていく様子を今でもハッキリと身体が覚えています。直下型地震に耐えられなかった周囲の家は崩れ落ち、実家も全壊しましたが奇跡的に家族は無事でした。
その後ですが、同じような地震が来た場合に備え、実家は地震に強い家にしようと、ツーバイフォーの木造建築で大丈夫かとか、鉄筋コンクリートのパネル建築にするべきかなどいろいろ検討した記憶があります。
弊社は、地震から生命財産を守るための実験をする国立研究開発法人 防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター(E-ディフェンス)の実験施設の維持管理を請負っており、生命財産を守るために貢献しているのだと自信をもって言えます。また、それぞれの持ち場で常にプロ意識を持ち、力を発揮されているメンバーの一員として一緒に働けることは私の自慢です。どうぞよろしくお願い致します。
(記:佐野)
2020年6月1日更新
5月7日付で施設管理部 機械・電気グル-プの一員として入社した河合寛志です。
出身は、兵庫県の中南部・東播磨のほぼ中心に位置する小野市です。小野市は兵庫県で有数の伝統工芸都市として知られ、そろばんの生産地で有名です。東隣の三木市と共に金物で知られ、播州鎌は兵庫県の伝統的工芸品に指定されています。
阪神・淡路大震災のときは高校生で、1995年1月17日は小野市でもかなり揺れ、本棚のものが全て落ちてきました。夜が明け学校にいったところ、先生が校門の前に立っていて臨時休校だと言われ、そのまま帰宅すると、テレビに阪神高速の倒壊現場が映し出されていて、テレビが映し出す悲惨な光景が、とても現実のものとは思えず、胸が潰れるような思いになり、そのころからいずれは、耐震に役立つ業務に付きたいと考えていました。
このたびご縁があり、実大三次元震動破壊実験施設の維持管理という、地震対策の一翼を担う業務に携わることができました。知識的にも技術的にもまだまだ至らないことがありますので、日々自己研鑽に努め、技術を磨き知識を深め、より安全な建築物を作るのに、貢献出来るよう一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。
(記:河合)
令和元年10月1日に施設管理部・機械/電気グループに入社致しました中山学です。よろしくお願い致します。
弊社が維持管理をしています「E-ディフェンス」は世界最大のギネス記録をもっている実大三次元震動破壊実験施設です。
私の中で地震と言えば約25年前に発生しました『阪神・淡路大震災』です。25年前、私は15歳で神戸市長田区に住んでいました。
あの震災で住みなれた街・行き付けの店が壊れ、友人の家が無くなり、避難所生活や辛い思いや悲しい思いを沢山しました。
私たちが住んでいる日本は地震大国と言われています。地震を無くす事は出来ませんが、「E-ディフェンス」で行われている様々な実験で皆様の地震に対する不安や恐怖、悲しみを少しでも無くせる様、実験施設の維持管理に僅かながら尽力していきたいと思います。
話は少し変わりますが、今私が住んでいる須磨区は綺麗な遠浅の須磨海岸や家族で楽しめる須磨海釣り公園もあり、少し足を延ばし隣の長田区に行けば阪神大震災の復興シンボル「鉄人28号」や長田名物の「ぼっかけ焼きそば」もあります。是非一度遊びに来てください。
(記:中山学)
2019年10月に入社致しました松本和樹と申します。
施設管理部 制御・計測グループの一員として制御装置の操作、および維持管理業務に携わっております。
出身は本社と程近い三木市緑が丘町です。そのためE-Defenseの存在は学生時分から知っておりました。
E-Defense設立のきっかけとなった阪神淡路大震災が発生した当時、私はまだ3歳でしたが今でも当時の記憶を思い出すことが出来ます。テレビ中継で流れる倒壊した神戸の街や崩落した高速道路など、とても現実のものとは感じられませんでした。私の実家も震災の影響で屋根瓦が剥がれ落ち、外壁内壁がひび割れるなどの被害に襲われました。日本にとって地震災害は切っても切り離せない問題だけに、E-Defenseの役割はとても重要なものであると感じています。
また私事ではございますが昨年長女が生まれたことをきっかけに自分自身の価値観に変化が出てきました。例えば他の家族とすれ違った際、子供と親の他愛ないやり取りを聞いて微笑ましく感じることがとても多くなりました。自分たちの周りにも幸せな家庭が沢山あるのだと意識するようになってからは、より社会に貢献できる仕事に携わりたいと考えるようになりました。そのためサイテックの一員としてE-Defense維持管理業務に携われることに喜びとやりがいを感じております。
施設の維持管理を通して、ゆくゆくは地震被害に見舞われた誰かを守るための一助になれればと考えております。
至らぬ点も多々ございますが日々精進してまいります。今後とも宜しくお願い致します。
(記:松本和)
2019年1月1日更新
新年を迎え、新たな気分でお過ごしのことと思います。
さて、昨年は6月に大阪北部地震、9月に北海道胆振(いぶり)東部地震があり
また、西日本では豪雨や台風による土砂崩れや河川の氾濫など自然災害に幾度も見舞われた一年でしたね。
本年は、5月1日に皇太子殿下が皇位を継承され新天皇に即位されます。
それにともない新しくなる元号にご関心のある方も多いのではないでしょうか?
サイテックも新たな仲間を迎えました、紹介致します。
(記:太田)
6月1日に入社しました近澤秀晃です。
施設管理部 機械・電気グループの一員として、電気設備等の点検や維持管理業務を行っています。
私は、三木市北部に隣接する加東市で生まれ育ち、人生の大半を過ごしてきた実家で暮しています。加東市は、旧加東郡の社町、滝野町および東条町の3町が2006年に合併してできた市です。ちなみに、加東市は「山田錦(やまだにしき)」という日本酒の原料になる米の生産が有名です。一度は耳にされたことがあると思いますが、これは、良質の醸造用玄米の生産に気候や土壌が適しているからです。
さて、私は幼い頃から電気や機械いじりが好きで、機械類を分解しては元通り組み立てられなくなるという事もしばしばありました。また、学生時代は少林寺拳法部で心身の鍛錬を行っていました。
その後、20歳代の数年間を関東(神奈川)で暮らしたことがありますが、この時に驚いたことは、小さな地震の多さでした。それまで、関西に住んでいて地震の揺れをほとんど経験する事が無かったため、日常茶飯事のように建物が揺れることに驚いていました。当時勤務していた会社では、地震時の転倒落下対策として「機器の設置の仕方」や「物の置き方」が頻繁にチエックされており、日々の備えが大切だと教えられた事もあります。
このたび、実物大の建造物に揺れを加える震動実験施設の維持管理を行い、地震対策の一翼を担えることを嬉しく思っています。早く戦力になれるように頑張る所存ですので、よろしくお願いいたします。
(記:近澤)
2018年4月1日更新
4月に入ると時々葉っぱを揺らしながら小枝を抜けるそよ風は、時に暖かくも感じることができ、あちらこちらで開花した桜を目にする機会が増えてきます。
そのような機会に遭遇すると、これから社会人へと緊張感に満ちて臨んだ入社式などが脳裏を過ぎり、ほんのひとときですが、その時代にタイムスリップしたような気分に包まれます。
毎年のようにほとんど同じ記憶が呼び起こされ、散り始める頃には何事もなかったかのように只々空しさだけが残ってしまう感覚に陥ります。
桜というのは、何とも不思議な樹木ですね…。
なんとなく、皆さんも似たようなことを感じ、脳裏にはそれぞれの違った記憶が描かれているのでしょうね。
さて、年度が改まった今月から6月初旬にかけてE-Defense施設の定期点検業務が始まりました。また、当社の体制を少し見直したこともあり、「災害ゼロ」を目標に例年以上にしっかり取組んでいきたいと考えています。
早速ですが、昨年度新たに当社社員となった2名を以降に紹介致します。
はじめまして!
昨年10月に施設管理部 機械・電気グループの一員になりました中山 隆二です。出身は関東平野の北端に位置する群馬県高崎市です。群馬県には日本の名湯に数えられる「草津温泉」や、国立公園の「尾瀬ヶ原」などがありとても自然の豊かなところです。
今から7年前の2011年に妻の両親が住む大阪へ移住してまいりました。7年前といえば、≪東日本大震災≫のあった年になります。移住直前の当時住んでいた高崎市に大きな被害はなかったものの、震度5強を観測し実際に地震を体験した時の恐怖は今まで感じたことのないものでした。
建物はグニャグニャと揺れ、隣の家の屋根瓦は音を立てて崩れ落ち、散歩をしていた年配のご夫婦は立っていられずに座り込んでしまっていました。震源から400~500㎞離れた高崎市でさえかなりの揺れがあったことからも……、震源地に近い被災地の方々の恐怖は計り知れません。
当社が維持管理をさせていただいている、「E-ディフェンス」は世界最大の三次元震動実験施設です。こちらで行われている研究と実験は、決して無くなることのない地震という天災への人々の恐怖・不安等を少しでも軽減し、安全を守る為に日々行われています。そんな施設の維持管理をさせていただけるということに喜びを感じます。
入社して6ヵ月が経ちましたがまだまだ未熟者です。一日でも早く技術・知識を高め、この世界最大の震動実験施設のサポートができる様、日々精進していきたいと思っております。どうぞよろしくお願い致します。
(記:中山)
2月1日付で入社しました林 和輝です。
施設管理部の機械・電気グループの配属となり、現在施設の点検や装置の維持管理業務のOJT中です。まだまだ至らない点が多い身ではありますが、先輩方のご指導を頂きながら一日でも早く会社に貢献できるよう頑張っております。よろしくお願い致します。
私は兵庫県明石市の出身で、かの阪神・淡路大震災の直前、1994年に生まれました。同級生には震災当日に誕生した人もおり、小中学校の道徳の授業では頻繁に震災について考える時間が与えられました。震災の当日の事を両親に聞くと、その時がいかに大変だったかを語ってくれます。サイテックに入社するにあたって再度地震について勉強したいと思い、神戸にある『人と防災未来センター』へ行ってきました。そこでは震災時の実際の映像資料やジオラマ、各地域の震災が起きた際の被害予想図等様々な資料が揃っており、これからの仕事の重要性を確認する事ができました。また、ここで少し意外な発見をする事となります。それは私の母校である明石高専が「防災リテラシー」という科目を取り入れたことと、防災資格を取得した学生たちが「D-PRO135°」という防災団を設立したということでした。主な活動は、遊ぶことで防災の知識を得られる防災ゲームの開発や、明石市東二見地区の行動に関するフローチャートを製作することです。この防災ゲームは防災団のHPから無料でDown Loadすることができるので、興味のある方は是非、一度遊んでみては如何でしょうか?
さて、出身地である明石の話に戻りますが、7年程前から始まった明石駅前の再開発が進み、様々な店が立ち並んでいた場所に「パピオス明石」という巨大な複合施設が出来ました。再開発にあたって一時閉店していた店が施設内に戻ってきたほか、2Fには市民広場が設けられました。広場では平日は夕方になると仕事が終わった社会人や学校帰りの学生で賑わい、休日はバザーや講演等のイベントに使われています。私は再開発の最中に一度以前の仕事の都合で2年程明石を離れておりましたので、戻ってきた時には街並の変わりように驚きました。昨年の11月には明石公園がB-1グランプリの会場に選ばれ、多くの人で賑わっていたことが記憶に新しいです。
そんな明石の名物の一つとして、「明石焼き」(本来の呼び方では玉子焼)というものがあります。概ねたこ焼きと同じなのですが、生地が非常に柔らかく、ソース等をかけるのではなく出汁につけて食べるものです。私はこの「明石焼き」が大好きで、人気の「明石焼き」の店に1時間半程並んで買いました。並んだ甲斐があってすごく美味しかったです!もし明石に立寄る機会があれば是非食べてみて下さい。
(記:林)
2017年9月1日更新
セミの鳴き声が次第に変わり、秋の訪れを感じる季節になりました。
さて皆さん、「防災の日」についてテレビなどではいろいろ情報が流されていますね。9月1日がなぜ「防災の日」なのでしょう?
理由の一つが、1923年に関東大震災が発生した日であることは皆さんも耳にされてよくご存じですよね。
理由の二つ目は、9月1日が暦の上で立春から数えて「二百十日目」にあたり、台風が到来する時期だからです。これが、自然災害に対する備えがいかに大切かを日本中の人々が認識するようになるきっかけになったといわれています。
東海・東南海・南海地震など現在予測されている大きな地震や台風などの災害がいつ起きるかわかりません。
この機会に避難場所の確認や非常持ち出し袋の点検をされてみてはいかがでしょうか?
さて、施設では6月から加振実験が始まっており、震動台のオペレーションを担当している中堅社員の耳寄りな情報を紹介させて頂きます。ぜひご覧下さい。
(記:太田)
サイテックで震動台のオペレーションを担当しています施設管理部制御・計測グループの折笠です。
定期点検期間、実験期間を問わず、兵庫耐震工学研究センター(以下、E-Defense)では作業・実験のために多くの方が来所されます。来所された方からよく聞かれるのは、E-Defenseの近くでお昼ご飯を食べる場所はないかということです。確かにE-Defenseは三木総合防災公園内にあり、近くにお店のない場所でありますので、コンビニエンスストア以外あまり知られてない部分があるかと思います。
今回はそんな話を元に、E-Defense近くにあるお昼に定食を提供してくれるお店2軒をご紹介します。
1つめのお店は志染町窟屋にあります、『吉祥』です。
E-Defenseからは消防学校前を通り、右折した後坂を下っていきます。1つめの信号の少し後の細い道を左折すると左側に見えるのが『吉祥』です。
営業時間はランチが11時~14時30分、夜は完全予約制となっているため、仕事帰りに寄ることはできませんが、お昼ご飯を食べるには問題なく足を運ぶことができます。
私が立ち寄った際よく食べるのは、写真の定食・おろしチキンカツ定食です。チキンカツに大根おろしが乗っており、これに写真中央のポン酢をかけていただくというものです。チキンカツの衣がとてもサクサクとしており、またお肉が柔らかく、そこに大根おろしとポン酢でさっぱりとした味となるため、特に夏場に合うかと思います。
『吉祥』の定食は、どれもうどんや小鉢までついており、さらに食後のコーヒーまでついてくるため、全体的にとてもボリュームが多く満足できる定食となっています。ちなみにコーヒーは砂糖やシロップを入れるかなど細かく聞いてくれます。
その他、丼が3つセットになったミニ丼定食や、小鉢が8種類以上ある小鉢定食、880円で提供している日替わり定食など、割烹のため特に丼物や小鉢などが多く、どれも本格的な味となっているため、お昼にがっつりと補給したい方には是非立ち寄っていただきたいお店です。
定休日は月曜、営業時間はランチ(11時~14時半)、夜は完全予約制、金額は700~1200円ほどとなっています。
お店外観
おろしチキンカツ定食
2つめのお店は志染町青山にあります、『にしな』です。
E-Defenseからはちょうどビーンズドームの反対側にあるため、関西国際大学前を通りジョーシン、イオンの先を右折した右側にあります。E-Defenseから北側を通りコスモス前を通って行っても着くことができます。
夫婦で明石にお店を開いて10年・三木に来て30年のなんと合計40年!も続けているお店です。こちらは昼も夜も営業しているため、仕事帰りにも立ち寄る事ができます。
私がよく食べるのは写真にある、メンチカツだし巻き定食、カレーうどんだし巻き定食です。メンチカツはメンチがしっかりとした肉の塊となっており、見た目よりもボリュームがあります。カレーうどんは味がしっかりとしていて、中にある牛肉と玉ねぎにも味が染み込んでおり非常においしくなっています。
しかしこのお店で一番なのはどちらの定食にもあるだし巻き。このだし巻きが『にしな』の代名詞といっても過言ではありません。
明石焼きのようなだしが染み込んだだし巻きとなっており、非常にふわっふわの柔らかい食感が楽しめます。写真にあるように形が少し崩れるくらいだしを絡ませ柔らかくなっているため、少し醤油を垂らして食べると絶品です。
あまりお行儀は良くないのですが、おかずと一緒にご飯を食べた後、残ったご飯にだし巻き、その皿に残っているだしと醤油をかけ、かき込むのが最高に美味しく、ぜひ一度味わっていただきたいおすすめの味です。
『にしな』はメニュー数が非常に多く、壁にかかった品書きの短冊に初めて訪れた人は驚くことが多いようです。またメニューが多いため何を食べようかと目移りするので、お店に行く前にはこれを食べたいと決めておくといいかと思います。
またこちらのお店も他の定食にだし巻きやうどんがついており、ボリュームがあるため『吉祥』と同じくお腹一杯味わうことができます。だし巻きを味わいたい場合は是非とも立ち寄っていただきたいお店です。
定休日は月曜金曜、営業時間は11時~20時、金額は600~1000円ほどとなっています。
お店外観
メンチカツだし巻き定食
カレーうどんだし巻き定食
近くにそれほどお店が多くないということもあり、2軒とも平日お昼時には近くで仕事している方で結構な人数が入っていることが多いようです。そのためお昼遅めにいくと、お店に入れない、駐車場に停車できないという可能性もありますのでご注意ください。
さて、少々長くなりましたが、E-Defense近辺でお昼ご飯を提供しているお店を2軒ご紹介させていただきました。2軒以外にも探してみると食事のできるお店はありますが、今回の2軒は特におすすめとなっていますので、E-Defenseに来所した際のお昼ご飯選びにでもご活用いただければ幸いです。
お昼ご飯を楽しく食べ、E-Defenseでの作業も楽しく行う。是非ともそんな食と職の輪を皆で広げていきたいですね。
(記:折笠)
2017年6月6日更新
最近、天気予報でよく耳にするようになった二十四節気・七十二候。今がどういう季節なのか調べるまでもなく、間もなく梅雨の時期に差し掛かろうとしていますね。
しかし二十四節気では6月5日~6月21日を「芒種(ぼうしゅ)」、さらに細かく区切った七十二候では、6月5日~6月11日を「螳蜋生(かまきりしょうず)」というのだそうです。
街中ではなかなか見かけることがなくなったカマキリですが、比較的自然の多いところで育った私は、泡のような卵の中からたくさんの赤ちゃんカマキリが出てくるのを見たことがあります。普段はあまり気に留めていない小さな季節の変化を、七十二候は言葉で教えてくれるものなのですね。
自然に囲まれている当社でも、一歩外に出ればカマキリの赤ちゃんに出会えるかもしれません。
さて、サイテックでは、装置の安定した運転のために毎年行っている定期点検も6月で終わり、
梅雨の始まりと共にこれから実験が始まります。
湿気が多くなる季節ですが、そんな湿っぽさを吹き飛ばしてくれるフレッシュな新入社員の紹介をさせて頂きます!ぜひご覧くださいませ。
(記:杉山)
2016年11月1日更新
社報「SEITEC(サイテック)第8号」を発刊しました。下記より、PDFファイルをダウンロードできます。
社報(第8号)PDF
毎月多くの方が施設見学に訪れます。建築・建設の専門家、地域の防災担当、高校生、個人、…etc
みなさん設備の大きさや実際の試験映像を見てビックリされています。
見学案内担当の詳しい説明も加え、みなさん『勉強になった』、『久しぶりに技術の骨のある会話ができた』と喜んで帰られます。ご感想やご意見などをいただく事があり、一部を紹介させていただきます。
『試験映像から、地震への備えに対する意識が芽生えました』、『ある程度の破壊は許しても人命を守るレベルの耐震性能の大切さを感じました』など皆様の貴重な声を寄せていただきありがとうございました。
中には高校生の感想で『机の脚にローラーを取付け倒れないようにする』といった免震の考え方の裾野の拡がりにこちらがいささか驚いております。
現在制御システム更新の真っ只中です。一月初旬の総合性能試験を経て本格稼働となり、実験が再開されます。
これから起こるであろう大地震…実験・研究が進み被害が小さくなるような研究のお手伝いが少しでもできればと毎日仕事に励んでおります。
2016年8月1日更新
社報「SEITEC(サイテック)第7号」を発刊しました。下記より、PDFファイルをダウンロードできます。
社報(第7号)PDF
まだまだ暑い日が続いています。いかがお過ごしでしょうか?
さて、今月号はE-ディフェンスの震動実験のパワー源であるガス機関の定期点検を紹介します。暑い日が続く中、全員で頑張って無事点検を完了しました。次回も社員一同の頑張っている姿を紹介します。またよろしくお願い申し上げます。
2016年6月1日更新
社報「SEITEC(サイテック)第6号」を発刊しました。下記より、PDFファイルをダウンロードできます。
社報(第6号)PDF
今年4月に発生した熊本地震によりまだ多くの方が避難生活を余儀なくされているとのこと。お見舞い申し上げますと共に、地震の犠牲になられた方々のお悔やみを申し上げます。
さて、平成28年度が始まり、施設の定期点検が実施されています。6月号は、E-ディフェンスの実験棟で稼働している、世界最大級の400トン天井クレーンを特集しました。クレーンの大きさを作業員と見比べてください。このクレーンの大きさからE-ディフェンス施設の規模が想像できるのではないでしょうか。今後も社員一同保守・点検に一段と気を引き締めてまいります。
2016年1月1日更新
社報「SEITEC(サイテック)第5号」を発刊しました。下記より、PDFファイルをダウンロードできます。
社報(第5号)PDF
あけましておめでとうございます。新しい年のスタートにあたり、全員気を引き締めてがんばることを誓いました。
新年号はE-ディフェンスの縁の下の力持ちである各装置とエネルギーの元である油圧の作動油の流れを紹介します。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2015年10月1日更新
社報「SEITEC(サイテック)第4号」を発刊しました。下記より、PDFファイルをダウンロードできます。
社報(第4号)PDF
現在、加振試験が続いています。
今月号は、試験体製作時に欠かせない各種車輛の点検の様子を紹介します。
それぞれ点検のために必要な資格を取得し、確実に進めています。
2015年8月1日更新
社報「SEITEC(サイテック)第3号」を発刊しました。下記より、PDFファイルをダウンロードできます。
社報(第3号)PDF
定期点検が完了し、震動実験が実施されています。
今年度は、実験回数も増えており、安全にかつ精度良く安定して装置が稼働するように、社員一同保守・点検にも一段と気を引き締めています。今月号では、実験前の各機器、動作確認の様子を紹介します。震動実験を円滑に遂行するために、一丸となって努力している姿を見ていただければ幸いです。
2015年7月15日更新
平成27年7月15日の神戸新聞朝刊に当社の記事が掲載されました。
下記をクリックしていただくと、記事全文をご覧いただけます。
神戸新聞朝刊 掲載記事
2015年6月1日更新
社報「SEITEC(サイテック)第2号」を発刊しました。下記より、PDFファイルをダウンロードできます。
社報(第2号)PDF
実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)では今年も4月から定期点検が始まり、本号ではその概要を少しご紹介しました。定期点検が終わると、今年は実験が目白押しです。今後とも本報ではタイムリーな事柄と共に、読者の防災意識の向上、社内コミュニケーションの活性化、技術向上を目指した技術紹介等のテーマを取り上げご紹介して行きたいと思います。
2015年4月1日更新
平成27年度の始まりとともに、社報「SEITEC(サイテック)」を発刊しました。下記より、創刊号のPDFファイルをダウンロードできます。
社報(創刊号)PDF
創刊号では、当社がE-ディフェンスで行っている地震研究の技術支援の概要をご紹介しています。
次号より、これらの技術支援の内容をシリーズで毎号のトピックスと共に詳細にお伝えする予定です。ぜひご期待ください!
2014年4月1日更新
2004年4月1日にE-ディフェンスの運用支援を目的として設立された弊社は、以来10年間にわたってE-ディフェンスと共に事業を推進することにより、その社会的使命を全うしてまいりました。
ここに、ご支援をいただいた皆様へ感謝の気持ちを込めて、弊社を取り巻く環境と事業の軌跡を“10年のあゆみ”としてまとめましたので、ご報告させていただきます。
今後とも、皆様からの変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
10年のあゆみ PDF
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